|
タイトル名 |
バッファロー'66 |
レビュワー |
虚学図書之介さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2004-05-15 15:03:33 |
変更日時 |
2004-05-15 15:15:17 |
レビュー内容 |
レイラがビリーを好きになるきっかけが描写されていないのに、恋に落ちてるのが理解できない。だって、ぜんぜん魅力的じゃないでしょう。どこをどう解釈したら、ビリーが優しい人になるのか、分かりません。そりゃ、ビリーにとってレイラは都合のよい女の人でしょう。誰も愛してくれなかった自分を、愛してくれる可愛らしい女の人なんですから。でも、結局自分の愚行の理由を、すべて環境に押し付けて、環境が好転したから愚考を回避した、というラストではビリー自身何ら成長しておらず、相変わらずの自分勝手な甘ったれ野郎ということになる。つまり、序盤でのあの好感の持てない人物とイコールのままなのではないでしょうか。弱さや甘えと、優しさと繊細は別物。そこはまあ、今後変わっていくとも想像することも出来ますが…。あと、中盤の盛り上がりに欠けます。 |
|
虚学図書之介 さんの 最近のクチコミ・感想
バッファロー'66のレビュー一覧を見る
|