|
タイトル名 |
フライトプラン |
レビュワー |
じょるるさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-06-12 21:37:28 |
変更日時 |
2006-06-12 21:37:28 |
レビュー内容 |
辻褄の疑問点の前に、良かった点。娘の存在が妄想かも知れないと思わせる中盤まで、 「精神的不安定な母親」を演じていたジョディの演技。娘の実在を確信してからの彼女は、 一転して頭のキレそうな「交渉人」のよう。その辺の演じ分けは流石。 それと、アラブ系に対する先入観ゆえの「乗客達の言い掛かり」を描いている点が良い。 「今、私達米国人は、こうなりがちですよ」と、いちおう米国自身の反省を含めての描写だろう。 例の謝罪の件は、深読みとは思うが、「自分の利益(娘・油田)を守れれば、それで物事は完結し、 犯人ではなかった(大量破壊兵器が無くても)アラブ系に対し、決して謝罪はしない」と言うのも、 米国的体質に関する「皮肉」を込めた描写なのか?と思った。いや、考え過ぎか。 さて、疑問点。一度、飛行機を降りようとしたカーソンが、戻って来る理由が分からない。 あのままスッチーと逃亡し、さっさと口座から金を得て、娘が発見された頃には、 行方知れず...で良いのでは?。あんな土地からは逃げ切れないか...?。 |
|
じょるる さんの 最近のクチコミ・感想
フライトプランのレビュー一覧を見る
|