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アバター(2009) - ザ・チャンバラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アバター(2009)
レビュワー ザ・チャンバラさん
点数 10点
投稿日時 2009-12-25 00:08:40
変更日時 2009-12-25 00:08:40
レビュー内容
長期のブランクを経ての監督作にして、テクノロジーと予算をふんだんに投下して製作された大作と来れば、思い出すのは「スターウォーズエピソードⅠ」の大惨事。予告で目にしたナヴィ族のデザインにもピンと来ず、これはいよいよキャメロンもやらかしたかと思っていたのですが、キャメロンすいませんでした。12年のブランクにも関わらず、その全盛期をも上回る大傑作となっています。キャメロンは観客の感情を刺激する術を忘れておらず、人類の悪辣な振る舞いに怒り、立ち上がるナヴィ族に燃え、壮絶を極める戦闘に興奮し、その中で失われる生命に悲しみを覚えるという、喜怒哀楽すべてを刺激される、極めて映画らしい映画となっています。ここで驚くべきは、大自然の美しさや神秘性といった微妙な感覚までを表現してしまっていることです。最初は奇怪に感じていたパンドラの自然に対して知らず知らずのうちに愛着を覚え、パンドラの森が破壊される場面では、自分の重要な一部を傷つけられているような痛みすら感じさせられます。こんな映画は他に見たことがありません。キャメロンが3D上映にこだわったのは戦闘シーンの大迫力を描くためではなく、パンドラの自然を表現することが目的だったと思います。3Dにより、パンドラの自然の美しさや躍動感が見事に表現され、見ている私達もパンドラを体験することとなるのです。3D映画は他にも多くありますがそれらはアトラクションとして3Dを用いているに過ぎず、ストーリーテリングの道具として映画に従属させる形で3D技術を使いこなした作品は本作がはじめてです。その意味で本作は「史上初の3D映画」と呼ぶにふさわしく、私が本作を体感して得た感動は、サイレントの時代にはじめてトーキー映画を体感した人々の感動、モノクロの時代にはじめてカラー映画を体感した人々の感動に通じるものだったと思います。本作をDVDで見ようなどもっての他、劇場にて3Dで鑑賞すること、この衝撃がもっとも新鮮な今味わうことが重要な作品です。これは歴史的な体験なのですから。本作よりも感動させる映画、考えさせる映画、興奮させる映画は他にもありますが、映画人生で二度と味わえないような体験をさせてくれる作品は本作くらいでしょう。それくらいの革命的な作品です。
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