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ジミー、野を駆ける伝説 - とらやさんのレビュー
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タイトル名 ジミー、野を駆ける伝説
レビュワー とらやさん
点数 8点
投稿日時 2015-08-20 22:50:54
変更日時 2015-08-20 22:53:37
レビュー内容
近年のケン・ローチはコメディと事実、史実を元にしたドラマを交互に撮っていますが、
この人の作品に込めた思いや、描く対象は若い頃の作品から全くぶれることが無く一貫しています。
いつの時代を、どの国を作品の舞台としても常に彼の心は日々を懸命に生きている人々と共にあります。

「麦の穂をゆらす風」でも彼はアイルランド内戦を描いていますが、
本作はその時代を生きた、実在した活動家ジミーと彼を慕う名も無き人々のドラマに取り組んだ作品となっています。
彼らは“Jimmy’s Hall”(ジミーの集会所)に集い、好きな音楽に耳を傾け、ダンスを踊る。
ささやかな自由を楽しむ人々をケン・ローチらしい優しさにあふれた視線で描く。
しかし、そんなささやかな自由すら許さず共産主義者と決めつけ、彼を迫害しようとする教会とは一体何なのか。

ジミーという実在した活動家と、彼を慕い彼の元に集う名も無き人々。
本作に登場する名も無き登場人物は全て、この時代に実際にアイルランドに生き、
ささやかな自由を求めながら日々を善良に懸命に生きた、名も無き実在した人々の姿でもある。
静かな語り口の中に自由を讃えるケン・ローチの思いが感じられる作品です。
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