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タイトル名 |
アヒルと鴨のコインロッカー |
レビュワー |
wunderlichさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-05-06 20:14:53 |
変更日時 |
2009-12-28 23:17:57 |
レビュー内容 |
「人を傷つけてはならない」という信念の勝利は、人を傷つけることによってしか達成されないということ、この映画の抱える切なさの源はここにある。このある意味で重たいテーマをこの映画は、軽快に扱って見せる。大切なことほど、軽く表現される。その意味で、非常によくできている作品だと思う。脚本の出来と、編集の手腕だけでなく、キャストも含めてすべてがミステリーに関わっている。すくなくともあまり予備知識は持たずに鑑賞すべきである。個人的には、大塚寧々の演技をみて、真面目な役だけれど非常に楽しそうだと感じられて嬉しかった。 |
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