みんなのシネマレビュー
聖なる証 - タコ太(ぺいぺい)さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 聖なる証
レビュワー タコ太(ぺいぺい)さん
点数 8点
投稿日時 2025-01-25 10:29:52
変更日時 2025-01-25 10:29:52
レビュー内容
ホラーかなと思い観始めたらサスペンス?ミステリー?観応えのある1本でした。

ただし、実はこれ、時代背景を現代に持って来たら全然違う作品になってしまうというか、1860年代のアイルランドがどういう社会だったのか、英国との関係はどうだったのか、恥ずかしながらほぼ何も知らないままに観たので、実は半分も理解出来ないままに観てしまったのかも知れません。

何より、宗教的視点に欠けている自分。母親が何故にそんなことをしてまで娘を尋常ではない状況のもとに生活させたのか。おそらくは(間違いなく)娘より深い愛情を注いでいたであろう失った愛息への思いにオーバーラップする母親の宗教観。否、実のところは彼女の宗教観は自らの感情を封印するための手段に過ぎないのかも。

歪んだ愛情。地域社会の求める宗教観。合理的で科学的な思考に基く倫理観で対峙する看護師。とは言え人間的な弱さに脆さを隠し切れない看護師。そして、何より誰より主人公の少女。純粋に信仰心のみによって事態を受け入れているとは到底思えない辛い過去。登場人物の一人ひとりが丁寧に描かれていきます。

ラスト。純粋なハッピーエンドとは少しばかり、否、大いに違いますね。この3人を待っているのは新天地での幸福に溢れた生活なのか。3人それぞれの思いはこれで全て切り替えられたのか。残された者たちはこれからどんな思いで生きて行くことになるのか。考えさせられました。
タコ太(ぺいぺい) さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-06-01世界の果てという名の家66.00点
2025-05-31お母さんが一緒86.66点
2025-05-30エクス・マキナ(2015)56.30点
2025-05-30お願いだから、唱えてよ55.00点
2025-05-30愚鈍の微笑み66.00点
2025-05-29愛に乱暴76.50点
2025-05-29スペース・シャーク22.00点
2025-05-29侵入者たちの晩餐(TVM)88.00点
2025-05-27少し未来のある部屋で66.00点
2025-05-27帰り道66.00点
聖なる証のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS