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タイトル名 |
ボディ・アンド・ソウル |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2013-09-16 07:18:49 |
変更日時 |
2013-09-16 07:18:49 |
レビュー内容 |
オープニングの、屋外練習用リングの俯瞰から 窓際のベッドで魘されるジョン・ガーフィールドへと移るショットの暗く不穏な情緒が 秀逸で、映画後半に時制が戻る際に反復される同一構図のショットでは そこに至るドラマの蓄積も相まって悪夢的イメージがさらに増幅されて印象深い。
リングサイド下からあおり気味に捉えられた実録風のファイトシーンの迫真と、 裏切りを知ったガーフィールドの狂気を帯びた表情が緊張に満ちた見事なモンタージュを象る。 負のスパイラルの中で主人公が葛藤するドラマのラスト、 観客を掻き分けながら駆け寄るヒロインの姿と、二人の後ろ姿のシルエットに 見る者も救われる。
助監督にはアルドリッチ。納得感がある。 |
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