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タイトル名 |
肉弾鬼中隊(1934) |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-09-05 21:12:19 |
変更日時 |
2014-09-05 21:13:08 |
レビュー内容 |
偵察隊のメンバーが単発で狙撃されていく際の簡潔であっけない音響が逆に怖い。
隊員達の間で交わされる対話は、故郷の家族のことであったり、 マレーシアの思い出であったり、12時間後に祖国英国を照らすだろう月の 美しさであったりするが、それらの回想場面は一切入ってはこない。 映画はひたすら現地現在進行形で進み、観客は俳優の表情や語りから その会話内容に思いを馳すことになる。
が、この人数でこの尺ではやはり無理があったか。 隊員個々のプロフィール描写も淡白にならざるを得ない。
砂漠に立てられた6本のサーベルの墓標も、欲をいえば逆光で撮って欲しかったところ。 やはり相応の尺を獲得してこそ、『七人の侍』の墓標は強烈な イメージとなったのだろう。
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