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思い出のマーニー - ユーカラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 思い出のマーニー
レビュワー ユーカラさん
点数 5点
投稿日時 2014-08-05 15:38:31
変更日時 2014-08-16 19:30:11
レビュー内容
スケッチブックに押しつけられて折れる鉛筆の力感や、ナイフで鉛筆の芯を
乱暴に削る動き。トマトや西瓜に包丁が入るその質感など。
巧いアニメーションではあっても、それが単なる現実の模写に留まってはいないか。

紅花摘みのリアリズムを見せつける『おもひでぽろぽろ』にしても、
幼少時代のシーンでは空を泳ぐといった奔放なアニメーションが
しっかり活かされているのに対し、
こちらが志向するのは向地性とでもいうべきものだ。
映画は重力を強調し、ヒロインは幾度も地面に突っ伏す。

それはいいが、アニメーションであるべき必然性はやはり低い印象である。
何よりも肝心の「動き」の面において。
和洋のキャラクター・舞台を違和感なく
共存させた世界はアニメならではの強みだろうが、
あの大波と風のシーンだけではいかにもアニメーションとして弱い。

そして、「美少女ヒロイン」以外のキャラクターの何と魅力の薄いことか。
世話になる夫婦も無口な男も、いくらでもドラマに絡ませようがあるだろうに。
登場意義すら見いだしづらい。
絵描きの婦人も、単なる種明かし説明の道具に過ぎないだろう。
成長のドラマならせめて、他者との関わりあいの中で主人公の成長を描いて欲しい。

ヒロインの「碧い瞳」への言及の段取りも、こうすればより映画的なのに、
という代案が簡単に浮かんでくる。

それでいいのか。
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