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タイトル名 |
ワンダーウーマン |
レビュワー |
ユーカラさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2017-08-31 23:52:13 |
変更日時 |
2017-09-01 00:07:51 |
レビュー内容 |
色彩鮮やかなの島の描写が少し長いかなと思いつつ、曇天と煤煙のロンドンパート、さらにモノトーン気味の前線へと舞台が移るにつれて、 その対比がより際立つ仕組みであることに気付く。 複葉機と共に海中に沈んでいくクリス・パインを救う出会いのシーンと、 ラストで夜空に上昇していく彼を追うことが出来ない別れのシーンも対となるだろう。 格子に囲まれた牢獄に見立てたクライマックスの航空管制塔など、美術もよく使いこなしている。
当初、クリス・パインが実験室からノートをあっさりと盗むシーンでのサスペンス演出の無さに拍子抜けしたのだが、 後々これらの屈託のなさが本作の美点であると実感されてくる。
清々しいほど場当たり的に、後先考えず、その場その時の信念に忠実な行動原理のキャラクター達。
塹壕から出て、駆け引き抜きで堂々と歩を進めるガル・ガドットの雄姿はそれゆえに美しい。 |
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