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ジャンヌ・モローの思春期 - ユーカラさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ジャンヌ・モローの思春期
レビュワー ユーカラさん
点数 7点
投稿日時 2015-12-19 15:20:46
変更日時 2015-12-19 15:20:46
レビュー内容
月の満ち欠けのアバンタイトルに続いて、フランス国民祭の賑わいが窓外から響いてくる。窓辺に佇む少女。

隣りの部屋の窓から身を乗り出す少女と交わされる短い対話によって、戦争が間近であることがわかる。
果たして、通りの嬌声に交じって軍用機の爆音も部屋の中に入ってくる。

美しい田園風景の中を走るバスのロングショットにヒロインのモノローグが被さる。12歳の夏休みにフランス中央部にある父方の田舎に出かけること。
そしてそれが1939年の夏であること。

つまり、フランスが宣戦布告する直前の夏、戦争前夜である。

納屋の干し草に埋もれながら田舎の友達とはしゃぐ。祖母(シモーヌ・シニョレ)と添い寝する。年上の青年にほのかな恋情を抱く。
単に女優の回顧録としても、それらの他愛ないエピソードが夏の光と共にノスタルジーをかきたてるが、
そののどかな暮らしの中ににじり寄る大戦の影(それらはラジオ放送であったりと、さりげない。)が
情景のかけがえのない美しさをより印象付ける。

少女によって開け放たれたオープニングのドアと、祖母によって閉ざされるエンディングのドアが対照を為す。
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