みんなのシネマレビュー
ブラックブック - Tolbieさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ブラックブック
レビュワー Tolbieさん
点数 6点
投稿日時 2012-10-29 21:46:49
変更日時 2012-10-29 21:46:49
レビュー内容
 ラジオ番組での、田原総一朗のオススメにより鑑賞。

 ナチスとレジスタンスの闘いだから、戦争の話に決まっているが、物語の興味は、それよりも人間の暴虐についてなのでは、と思う。
 基本的にユダヤ人迫害は暴虐だが、それをいい事に、財産横領のための大量謀殺。無意味な死刑を望まないドイツ将校がいる一方、終戦後にナチス軍の論理によって行われる、銃殺刑。
 この辺までは、直接戦争行為の一部といってもいいが、終戦後のナチス協力者たちへの、市民による残虐。丸坊主にされた女の写真は、教科書で見たことがあるが、切られている場面を動く映像で再現されると、ちょっとショッキングだ。囚人を裸にして、汚物を浴びせる連中を見ていると、戦争が人々に与えたストレスと、その反動というのは、尋常じゃないと素直に思える。
 正直言うと、レジスタンスの裏切りに関する話は、それほどの興味をそそられない。終盤、何か犯人探しみたいになったあたりで、かなり興味が萎えた。ドイツ将校と主人公の恋愛事情には、もっと興味がなかった。

 悪事への制裁とは言いながら、戦争後に一般人を殺してしまった主人公が、その後尼寺にでも入るように、ギブツで暮らす結末は、何故かちょっとショック。結局は、ナチスのためにと言うよりは、富に目の眩んだ犯罪者のために家族を失った事が、彼女のその後の生き方に影響しているのだろうか?

 本題とは関係ないが、ヨーロッパでも、進駐軍はイン・ザ・ムードの音楽に乗って、チョコレートばらまいていたんだな。
Tolbie さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-31リボルバー・リリー55.16点
2023-11-07ゴジラ-1.097.26点
2023-04-16名探偵コナン 黒鉄の魚影86.44点
2023-04-02沈黙のパレード66.00点
2023-02-16鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ66.60点
2022-07-18大怪獣のあとしまつ44.00点
2022-05-29シン・ウルトラマン76.27点
2022-05-03ULTRAMAN73.71点
2022-05-01科捜研の女 -劇場版-44.33点
2022-02-11博士と狂人75.83点
ブラックブックのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS