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グッバイ、レーニン! - レインさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 グッバイ、レーニン!
レビュワー レインさん
点数 9点
投稿日時 2010-08-20 00:00:03
変更日時 2012-03-21 19:27:31
レビュー内容
寝たきりの母親の寝室の中だけに再現された東ドイツを、何とか保ち続けようとする息子の涙ぐましき奔走の日々。 アレックスの大嘘大作戦は「ライフ・イズ・ビューティフル」のグイドのように外の世界から大事な人を守るためだったのだけど、彼の作りあげた嘘の国が彼にとっても理想の国家に変貌していくのが不思議。 向こうみずで孝行息子すぎる彼のそばに現実的な姉アリアーネを置くことでバランスをとり、西側の同僚デニスは映像オタクを生かしてサポート、彼が「作品」の反応を知りたがるのがリアル。 恋人ララのおせっかいも結果的にはよかった? 母クリスティアーネの息子への眼差しを見たらそう思える。 外にさまよい出た母親の眼前をアレが横切る場面は圧巻で、まるで「同志」に別れを告げているよう。(CGとは知らず) 西独製品の作り変えや偽ニュース番組製作などの手作り感が、必死になって知恵をしぼれば何でもできてしまうのを見せてくれる。 40年の東西分断を経験したドイツならではの映画でドイツ近代史のお勉強にもなり、イェーン飛行士やお父さん、校長先生のエピソードとあれもこれもとつめこんで洗練された映画とはいえないかもしれないけれど、陰鬱にせずユーモアをからめた軽快なフットワークが好ましい。 戦後愛する母親と西と東に分けられた作家エーリッヒ・ケストナーが生きていたら、彼の本の少年たちのように母親思いのアレックスに、惜しみない拍手を送ったかもしれない。
レイン さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-12-31コン・ティキ86.75点
ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩(うた)86.75点
カッレくんの冒険77.00点
ガールズ66.00点
長ぐつをはいたネコ(2011)75.81点
2013-10-10汚れた血87.20点
2013-10-09ボーイ・ミーツ・ガール66.18点
2013-10-08イブラヒムおじさんとコーランの花たち85.78点
2013-10-07ル・アーヴルの靴みがき77.14点
2013-10-06サイン74.15点
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