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エド・ウッド - ミスター・グレイさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 エド・ウッド
レビュワー ミスター・グレイさん
点数 10点
投稿日時 2005-11-15 23:52:41
変更日時 2011-02-01 18:32:12
レビュー内容
無条件に本作が好きなのですが、それは何よりティム・バートン監督の映画への愛が画面から滲み出ているからです。もうジョニー・デップが登場するまでの映画の物語に相応しいオープニングシーンから既にタマりません。
 〝ワンダーキッド〟のオーソン・ウェルズではなく〝史上最低の〟エド・ウッドの物語であるからこそ余計に愛しく、デップが女装をバッチリ決めて演じていることからもエドに好意的なのは当然なのですが、他の役者もみんな良く、特に棺桶から登場し棺桶で退場してゆくマーティン・ランドー演じるベラ・ルゴシの素晴らしさは格別です。
 ルゴシが子供たちを驚かそうとマントを羽織るシーン(「市民ケーン」みたいに天井を意識してる?)、タコと格闘する前にひっそりとモルヒネを打つシーン、あるいはエドがルゴシの家を訪ねるシーンはいつだってゾクゾクします。バートン監督はエド・ウッドと同様にルゴシのことを愛し、さらに敬意を表しているのでしょう。故にルゴシの生前のラストシーンで道端で演技を始めるとローアングルから仰ぎ見る。それは恐怖の演出ではなく尊敬の眼差しであり、彼の退場後はややつまらなくなると言ってしまっても良いほどです。
 そして、さらに最高に感動的なのはエドがルゴシの最後のフィルムを見ているシーンで、この至福の空間の訪れに涙が出そうになるのです(このルゴシのシーンにナレーションをかぶせちゃってるエドはやっぱり最低だ!)。
ミスター・グレイ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-06-30続・夕陽のガンマン/地獄の決斗97.34点
2012-06-01夕陽のギャングたち87.53点
2012-05-15トッツィー57.06点
2012-04-27大列車強盗(1973)55.15点
2012-04-17血煙高田の馬場(1937)108.62点
2012-04-06吸血鬼(1931)88.00点
2012-03-26プラトーン77.47点
2012-03-09フレンジー76.23点
2012-03-02狩人の夜86.78点
2012-02-24ドラゴン・タトゥーの女76.82点
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