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ザ・ウォッチャーズ(2024) - 目隠シストさんのレビュー
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タイトル名 ザ・ウォッチャーズ(2024)
レビュワー 目隠シストさん
点数 6点
投稿日時 2025-05-05 22:52:11
変更日時 2025-05-05 22:52:11
レビュー内容
映画界で意外と多い2世監督。コッポラやリンチは娘が映画監督ですし、日本だと天願大介監督(父は今村昌平)、宮崎吾朗監督、深作健太監督などが有名でしょうか。そして本作の監督はあのM・ナイト・シャマランの娘さんだそう。監督デビューとなる本作では父親が製作に名を連ね、まさにシャマランブランドのファンタジーサスペンスに仕上がっています。まるで宮崎吾朗監督における『ゲド戦記』のような趣き。ジャンルやテイストは元より、物語自体も監督自身を投影させているように見えるのは気のせいでしょうか(嫌らしい言い方ごめんなさい)。
ここからネタバレ。迷いの森に巣食う「ウォッチャーズ」の正体はエルフでした。どんな人間にも容姿を変化させられる能力あり。かつては人間と共生していたものの、地下に追いやられ夜間しか活動出来ない身体になってしまったそうな。そんな中、突如あらわれた異端児は「デイウォーカー」と呼ばれ陽の光を克服しています(鬼滅の刃か)。キーパーソンとも言える異能のデイウォーカーは監督自身の写し鏡では。誰だって父親と母親のハーフに違いありません。出自を知り苦悩しながらも前を向くデイウォーカーは、そうありたいと願う監督の姿に重なります。果たしてイシャイナ監督は、映画監督としてのアイデンティティを獲得できているのでしょうか。アイデンティティとは親のそれを真似るところから始まると聞きますが、咀嚼して血肉にしなくてはならず、逆に親に食われたら元も子もありません。アイデンティティなんてセンシティブな話に外野がとやかく言う筋合いなどありませんが、本作があまりに「シャマランシャマラン」している為、少し心配になりました。そういう意味では、父親の比護から離れて自由に映画を監督された時、初めて真価が問われるのかもしれません。
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