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タイトル名 |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ |
レビュワー |
夜野比瑪さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-05-21 01:50:56 |
変更日時 |
2013-05-21 01:50:56 |
レビュー内容 |
物語の合間合間に、ヘドヴィクの心境を吐露するかのような
曲たちとイメージビデオがとかく印象的。
特にプラトンの思想を反映させた「愛の起源」は
これだけでヒットチャートに上れるほどの名曲。
いまでも口ずさめるほど強く印象に残る。
性同一性障害・貧困・冷戦の後遺症など
社会的な問題提起を多く孕んでいるような作品に感じられるが
実は一貫しているのは「ヘドヴィクはどう生きていくか」という
とてもシンプルな問題。
何も難しく見る必要はない。
男性でも女性でもなく「ヘドヴィク」という人間が
どのような人生を歩み、そしてこれからどのように生きていくのか
思うことはそれだけでいい。
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