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スモーク・シグナルズ - 鳥居甲斐守さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 スモーク・シグナルズ
レビュワー 鳥居甲斐守さん
点数 8点
投稿日時 2007-05-11 20:21:44
変更日時 2007-05-11 20:21:44
レビュー内容
オープニングの火事は、てっきりKKKとかによる仕業かと思いましたが、そういうことですか…。まず印象に残っているのは、アーノルドが自動車の中で息子ヴィクターに語りかけるシーン。理不尽な差別に悩み苦しむ北米先住民の姿が、楽しげな会話の中にも浮き彫りにされている。その直後、誤ってビールをこぼしたヴィクターを殴りつけるアーノルド。「すべていなくなる」わけがない状況を前にして苛立ち、酒を飲むしかない父親と、暴力の連鎖にさらされる息子。どちらも哀れと言うしかない。暴力的で暗くなりがちなストーリーに、明るいコミカルさを与えてくれる存在のトーマス。その役を演じるエバン・アダムスが非常にいい味を出している。その存在感と演技には感服した。こういう役は一歩間違うと、ただウザいだけになってしまいがちだが、ある時は現在の先住民が置かれている状況の解説者として、そしてある時はヴィクターの人格的成長を促す触媒としての役どころを見事に演じている。トーマスとの関わりを通して、親父のように動かしがたい現実に反発して生きるのではなく、それを受け入れ前向きに生きようとするヴィクター。旅が明らかに彼を変え成長させた。観る側もそれを肌で感じることができる。久しぶりに見入ってしまった秀作。最後に、蛇足ですが、トム・スケリット、歳とったなあ…。
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