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タイトル名 |
ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発 |
レビュワー |
たくみさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-05-06 09:00:48 |
変更日時 |
2009-05-06 09:00:48 |
レビュー内容 |
子どもの頃、怪獣が大好きでギララの映画も観たし、この怪獣のプラモデルが欲しくてマンガ雑誌の広告を何度も眺めていたことを覚えています。そんな訳でビデオレンタルショップでこの映画を見つけたとき迷わずゲットしました。 環境破壊の象徴がギララで、それをG8諸国が倒す手段を講じる中で、各国の首脳のキャラクター・お国柄さらには日本の先進諸国における立場等々パロッていて面白いのだけれど、それはあくまで日本という身内の感性で観た場合に言えること。 この映画は外国映画祭でも上映されたそうですが、「日本とはこういう感じでございます的に露悪した、卑下した感じ」がして上演して本当に好評だったのか、他の国の人が観て不愉快に思わなかったのか気になってしまう。 ギララを倒す神様も、あのキャラクターを使う必然性がまったく感じられず、パロディーだからそう難しく考えなくてもいじゃないという一言ではちょっとすまされないのではないかと思う。加藤あいが「ネチコマ、ネチコマ・・・・」と踊る姿もあわれでした。なんというか松竹映画唯一の怪獣キャラクターだから、同じパロディーでも政治を題材とするのではなく、SF系のストーリーで登場してほしかったというのが正直なところです。伊福部昭調の音楽を聴かせてくれたのはよかったけれど・・・
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