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タイトル名 |
アジャストメント |
レビュワー |
枕流さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2011-06-05 18:02:45 |
変更日時 |
2011-06-05 18:44:34 |
レビュー内容 |
宣伝からは、迫力溢れるサスペンスっぽい雰囲気が伝わってくるが、この罠にはまると痛い目を見ます。この映画はサスペンスとしては著しく不出来だからです。 「マトリックス」のエージェント・スミスみたいな調整局の面々が入れ代わり立ち代わり主人公の恋路を邪魔立てするのですが、まずこいつらがとてつもなく無能です。曲がりなりにも天使だぞ!とどやしつけたくなるほどの使えなさです。「運命の本に書かれていないからお互いが会えないようにする」という単純極まりないミッションすら全くこなせていません。さっさとカップルのどっちかをマンハッタンから外に出せばよかったのでは?設定を難しくして、「出会っちゃった。やばいやばい」と騒いでいるおじさん天使達は微笑ましくもありばかばかしくもあり、見ていて結構醒めました。 ラストもかなりひどいですね。こんな恋愛でも特別承認対象にしちゃっていいのでしょうか?確かに純愛を貫いているのは分かりますが、これくらいの例は世界中にいくらでもありそうな気もします。それよりもナチスとかその他の独裁政権を黙認していて良かったのか、天使ども。コラ! まあ、そもそも、先が読めない手に汗握るサスペンスではなく、ちょっと変わった設定のラブストーリーですという前提に立って観れば、もっと楽しく観られたかもしれません。点数は低めにつけざるを得ませんが、カップルにはぜひお勧めしたい内容でした。なかなかロマンティックな話だと思います。 |
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