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タイトル名 |
爆裂都市(2004) |
レビュワー |
塚原新さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2007-02-24 23:09:51 |
変更日時 |
2007-02-24 23:09:51 |
レビュー内容 |
香港的なバタ臭さを排し、警察VS国際テロ組織という正統派ハリウッド調アクション作を目指して製作された印象を感じました。 ですが、逆に香港映画の持つアクションへの傾倒や熱さまでもが損なわれているのではないでしょうか。冒頭の空港での暗殺未遂シーンこそ、スピーディーで引き込まれますが、中盤からの失速感はかなり期待外れの感を否めないと思います。 特にクライマックスで判明する、テロリストの真の狙いは、観ている側としては拍子抜けしてしまうぐらいアンバランスだと感じました。マカオの知事の暗殺が陽動作戦で、元CIA工作員への復讐が真の目的とは、到底納得できるものではありません、 知事暗殺をフェイクとするならば、大量殺人兵器の使用など、より大きなテロを目的としなければ、映画としての盛り上がりに欠けると思います。香港映画としてはレベルの低い格闘戦や銃撃戦、テロリスト首領役の千葉真一の存在感の薄さなどもマイナス要素につながるものだと思います。
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