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タイトル名 |
未知への飛行 |
レビュワー |
rakitarouさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2018-04-09 23:05:59 |
変更日時 |
2018-04-09 23:05:59 |
レビュー内容 |
ソ連との戦争が人類の破滅に直結すると言う危機感を世界が共有していた時代の作品。「機械」の誤作動を正そうとする「人間」のフェイル・セイフ機構が結局働かず、最後のミニマムダメージの選択が「ニューヨークに自国の爆撃機で水爆を落とす事」というのが余りにも悲しい。「論理的に最良の選択がこれなのです」という厳しいメッセージを当時の米国市民達はどのように受け止めたか。最近の米国における、安易なロシアとの敵対をあおる風潮に危惧を感じます。もう一度世界、特に米国民はこの作品の重み、何度も人類を滅ぼせるだけの核を持っている自分達への厳しさを確認するべきだと思います。 |
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