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タイトル名 |
インビジブル・ターゲット |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2009-07-06 11:59:44 |
変更日時 |
2009-07-06 11:59:44 |
レビュー内容 |
アクションシーンが多ければアクション映画は充実するのか、っていうとそうでもなく、なにか空回り感が生まれてしまう。緩急のリズムが大事。といってもこれが見る人それぞれで、難しいのだろう。私には詰めすぎに思えた。そのアクションもやたら爆発で、あれ派手で景気づけにはなるけど、そのわりには索漠感もあるのよね。かえって町中での高低差のある追っかけに香港映画ならではの力が入っていた。あるいは酒場でのチンピラとのケンカ。アクション自体はチンピラが青竜刀振り回したりして、やっぱりちょっと索漠系なんだけど、3人のチームが出来上がる段取りという意味が裏打ちになっていて、あとの2人が加わっていくあたりがワクワクさせてくれる。なにも映画でハッとさせるにはアクションばかりが必要なのではなく、たとえば「バスが爆発しない」というとこも、反アクションとしてハッとさせることが出来た、ここも悪漢の心が見えてくるという裏打ちがあってのこと。そこらに比べるトラストは長いわりに大味、火の粉が振りまかれるとこはきれいだった。 |
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