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タイトル名 |
ラスト・オブ・モヒカン |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-12-10 10:07:05 |
変更日時 |
2011-12-10 10:07:05 |
レビュー内容 |
昔の映画なら善悪をキッパリ割り切れたんだろうけど、そこらへんいろいろ気配りしなきゃいけない時代になって、さらに自然保護のメッセージも入れなきゃならないとか、キッパリ出来ない。演出もあんましうまくない。一行がヒューロン族の攻撃を受けるあたり、まず変な鉄砲玉野郎が二人ほど飛び出してきて、それからヒューロン側から奇声を上げていく連中を描く。これはやっぱし主人公の側にカメラを向けっぱなしにしといて、最初はなにかの聞き違いかと思っていた声が次第に左右で高まっていって大音響となり、そしてワラワラと湧いてくる、ってのがいいんじゃないか。ま、こういうストーリーの基本形を確認できる楽しみはあった。波乱の運命に巻き込まれる姉妹、副次的なカップルが悲劇を担当する、とか。まだ西部劇以前の「東部劇」の時代。ロングの場でところどころ美しいカットがあった。英仏両軍が降伏の交渉を始めようと向かい合ってるシーンとか。 |
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