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| タイトル名 |
海の上のピアニスト |
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| レビュワー |
なんのかんのさん |
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| 点数 |
7点 |
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| 投稿日時 |
2008-10-31 12:07:56 |
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| 変更日時 |
2008-10-31 12:07:56 |
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| レビュー内容 |
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| ハリウッド映画だったら、ラストは街へと一歩踏み出していく終わり方を選ぶだろうな。でもこれは、あえてとどまる。有限の鍵盤で無限の曲を奏でるピアニストとしての矜持か、それとも外の無限を怖れてのひきこもりか。船の中ならなめらかに自在に滑りまわれる男なんだけど。単に臆病なのなら、こんなに天使のように美しく描いてしまってもいいのかと思うし、でも船から下りない生き方を肯定しているようでもない。移民や娘たち、実生活のある無限へ乗り出していくものたちも描いている。その肯定とも否定ともはっきりさせないところが、つまり伝説の豊かさなんでしょうなあ。 |
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