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タイトル名 |
憲兵とバラバラ死美人 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-12-03 12:17:00 |
変更日時 |
2007-12-03 12:17:00 |
レビュー内容 |
基本は江戸時代でもかまわないような筋立てだが、昭和12年に設定したことで、それなりの味わいはある。憲兵隊の拷問は江戸時代の拷問よりまだ身近であっただろうし、殺人者に後腐れのない満洲という逃げ場があるのも時代ゆえ。陸軍病院やその霊安室の暗さも、やはり近代日本ならではの暗さだ。憲兵と警察、中央と地方の確執も入れてある(舞台は仙台)。ただその時代色をどっぷりと味わう、というところまでは至っていなかった。犯行再現シーンにサイレント映画的な味あり。 |
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