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タイトル名 |
ぼくのエリ/200歳の少女 |
レビュワー |
シネマブルクさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-02-11 23:17:45 |
変更日時 |
2013-03-25 09:58:59 |
レビュー内容 |
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や「小さな恋のメロディ」にような 思春期をむかえる子供の恋愛ドラマでもある同時に、哀しく切ない寓話でもあると思う。 雪国スウェーデンの田舎町の雰囲気もよく、叙情的な風景をまじえた監督の演出は素晴らしいの一言! とりわけオスカーとエリ、この主要2人の配役が何より素晴らしい! 一緒に過ごして行く中で変わりゆく心の変化を見事に体言しています。 ハッキリいえば非道徳的な筋書きであるにも関わらず、惹かれてしまうのは この物語のもつ一種の「危うさ」である。 エリの存在自体がオスカーにとっての未来を暗示し、 結末で描かれているシーンはすごく恐ろしいのですが、それと同時に みえる一筋の希望も垣間みえるラストが印象的でした。
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