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タイトル名 |
バビロン(2022) |
レビュワー |
シネマブルクさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2023-02-18 15:09:09 |
変更日時 |
2023-02-20 02:27:04 |
レビュー内容 |
濃密であっという間の3時間。 夢と挫折を描いた一貫したテーマ性は今回も健在なデミアン・チャゼル監督。 今回も自分好みの作風なので評価はかなり甘めですが 相変わらず映像は美しい(特にカット割や照明の当て方) そして脚本・演出も冴えていて、音楽の使い方も絶妙でした。 勿論、役者陣も最高のパフォーマンスで、特にブラプの表情や仕草がたまらなかった。
ラストシーンの数多の作品モンタージュにマニーの心情ではなく、 監督自身の本音、気持ちとシンクロしたシーンなのでしょう。 映画に対する敬愛、そして製作に携わった監督や役者、技術スタッフに対する想い、 そして観客(我々)に今一度噛み締めてほしい想いが詰まったシーン。 ああいうの見せられとずるいなって思っちゃうけど嫌いじゃない〆方。
映画史の変遷、今回の作品に影響を与えた作品やサイレント、トーキー初期の代表作等々 おさえておくとより楽しめると思います。 |
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