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| タイトル名 |
大奥(2006) |
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| レビュワー |
Seanさん |
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| 点数 |
4点 |
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| 投稿日時 |
2007-08-08 17:46:41 |
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| 変更日時 |
2007-08-08 17:46:41 |
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| レビュー内容 |
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| 恋愛劇としてみるなら男に狂わされた悲しい女の性を描いたということでこのお話はアリなのかもしれません。が、主役の絵島は大奥総取締という言ってみれば超大物。ただ単に男に狂わされたといってもそこに説得力がない。説得力が描かれていない。自らの職務に忠実なあまり色恋沙汰に無縁であらねばならないという葛藤が充分に描かれていれば、その葛藤からどちらか一方を選び取った（絵島の場合、職務ではなく色恋）というその決断に対して（その決断の是非は別にして）観客は感情移入をして喝采を送るのではないかと思います。絵島の人間像をもう少し丁寧にじっくり描いてこその後半の紅蓮の大火災での逃亡劇が生きてきたのでは、と惜しい作品です。 |
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