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三十三間堂・通し矢物語 - にじばぶさんのレビュー
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タイトル名 三十三間堂・通し矢物語
レビュワー にじばぶさん
点数 6点
投稿日時 2008-02-02 22:14:58
変更日時 2021-07-31 00:04:26
レビュー内容
東京は御茶ノ水「アテネ・フランセ文化センター」にて鑑賞。
相変わらず奇妙なビルディングだった。

本作は成瀬監督初の「時代劇」らしい。
そして全く成瀬作品らしくない。
だけど普通に面白い。

キャスティングにも成瀬らしさが見当たらない。
そしてストレートに娯楽作品でもあったりする。

全てが異質な成瀬作品ということになるだろう。
そういう意味でも観るべき価値のある作品だ。

しかし、長谷川一夫が良い役すぎる!
笑っちゃう程「良い人」なのだ。

田中絹代が最後に一言。
「なんて良い人なんだろう・・・」
そう、あり得ないくらいの「良い人」設定。
顔がデカイのと腕が貧弱なのがタマに傷だが、目はキリっとしているし、チャンバラは強いし、気はきくし、弓は上手いし、女性には優しいし、まさに完璧。
ここまで完璧だと、まあ、やり過ぎでしょう。

ラストの去り方も最高。
あそこまで敵方にしてあげたら、褒美を請求したり、田中絹代を口説いたりするのが人間ってものだろうが、そんな欲求は一切見せず、哀愁の後姿を見せながら一人歩き去っていく。

うーん、長谷川一夫、色んな意味で凄すぎ!
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