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タイトル名 |
ストロベリーショートケイクス |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-09-05 22:29:24 |
変更日時 |
2020-09-23 00:56:42 |
レビュー内容 |
久しぶりに素晴らしい邦画を観た。
4人の女性の描かれ方がとても丁寧でいてリアル。 素晴らしい。
それにあらゆるシーンで小技が効いている。 とても丁寧に作られた作品という印象。
「やっつけ的にいかにもサクっと撮りました」的な邦画が多い昨今、これはとても貴重である。
矢崎監督の力量とセンスに脱帽だ。
中越典子が微妙なウザキャラを演じている辺りもハマり役。
そして池脇千鶴のおとぼけキャラも自然。
“棺おけベッド”がリアリティを欠いているとか、音声が小さすぎてセリフを聞き取りにくいとか、細かい欠点はあったが、そんな部分を帳消しにしてしまう程の傑作であった。
ちなみに性的描写が満載で、そういう意味でものめりこめる本作。
女性のリアルな日常、リアルな性描写、うそ臭くない演出が素晴らしい。
終り方も秀逸。 音楽もいいし、映像センスも良し。
ここ最近の邦画の中では傑出した作品である。
あ、池脇千鶴ファンの方と中越典子ファンの方は要注意!
彼女たちの女優イメージにしては、かなり過激なシーンがありますょ。
放尿シーンや顔○シーンなど、際どいシーンが盛りだくさんなのであります。
彼女たちに演じさせるにはどうかな、という感じです。
つまり、まだ深い関係にはないカップルが観るには適さない作品なのです。 |
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