みんなのシネマレビュー
フィツカラルド - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 フィツカラルド
レビュワー にじばぶさん
点数 7点
投稿日時 2007-09-02 11:31:12
変更日時 2021-05-31 15:40:19
レビュー内容
“奇人コンビ”ヴェルナー・ヘルツォークとクラウス・キンスキーによる、ズッコける程に壮大稀有なとんでもないスペクタクル作品。

私も上記レビューに対抗して一言で言ってしまえば、“320トンの船に山越えをさせる○チガイ作品”といったところか。

結果として、山越えを果たしたはいいけれど、向こう側の河で下流までアッサリ流されてゲーム・オーバー。

なんたるオハナシ。
そんなアホな。


巨大な船を山越えさせる話をドキュメンタリー・タッチで時系列的に淡々と描くもんだから、途中ダレまくり。
冗長もいいところだった。

しかししかし・・・


ラストで下流まで流された後を受けての、ラストシーンにおける主人公を演じたキンスキーの言葉が良い。

「結果はこうなってしまったけど、実際に目にできたこと、感じられたこと、得られたことがあればそれでいい。」

そんなニュアンスな言葉。


話としては上に書いたように退屈な面はあったけど、最後の、このキンスキーの一言でジーンときてしまった。

“結果重視ではなく、その最中に感じ取れたこと、得られたこと、それが大切。”

この価値観は、自分にとっての人生観にリンクするところがあって、妙にジーンときてしまったのだ。


死ぬ間際に何も残っていなくとも、その生きてきた過程の中で、沢山の貴重な経験、素敵な出会いがあればそれでいいと自分は思っているし、そういう生き方をしていきたいと思っている。

だけどそれはリスクも高いし、時にはストレスもたまる。
社会的地位を失えば、周りから見くびられるもする。


そういう苦労の中、こうした映画を観れたわけで、妙に感銘を受けてしまったわけである。

私の様な人生観を持っている人、サラリーマンをやりながらも自分の守りの人生に疑問を持ち続けながら毎日を過ごしている人、そんな人達に是非オススメしたい一本。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-07-15ゆきてかへらぬ46.00点
2025-07-13ロミオとジュリエット(1954)66.75点
2025-07-13ロミオとジュリエット(1968)67.66点
2025-07-12ロミオとジュリエット(1936)56.00点
2025-07-12天国への階段67.75点
2025-07-11早乙女カナコの場合は77.00点
2025-07-09アイアン・ホース27.66点
2025-07-08海燕ホテル・ブルー55.00点
2025-07-07燃ゆる女の肖像66.84点
2025-07-06ZACO88.00点
フィツカラルドのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS