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息もできない - にじばぶさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 息もできない
レビュワー にじばぶさん
点数 8点
投稿日時 2011-07-20 01:49:37
変更日時 2011-07-20 02:10:29
レビュー内容
恐るべし韓国映画。
内容はバイオレンス映画。
そこに絡む、あまりに哀しい人々のドラマ。
久しぶりに興奮できたこの作品に、まず感謝したい。

やはり生い立ちというものが、その後の人生に影を落とすものなのか?
主人公は悲惨な幼少期を経て、ヤクザの世界へ足を踏み入れる。
血のかけらもない暴力を繰り返し、あてもなくその日を暮らす毎日。

だが、彼の心の奥底には、あまりに純粋であまりに脆い、人間への愛が存在していた。
高校生の少女や男の子とのふれあい。
言葉は汚いが、彼の心には確かな優しさを感じた。

ラストの壮絶死は、因果応報としてみれば当然の結末だろう。
しかし、そこに更生という救いはなかったのか?
彼は学芸会という場に参加する資格がなかったんだろうか?
そもそも彼は不幸を背負い、空虚に生きてきて、ろくに愛情を受けたこともなかった。
そんな彼を学芸会の場に連れていってあげてほしかった。

壮絶死によるラストの結びは、因果応報的に当然の帰結と頭では分かってはいても、主人公の生い立ちを考え、主人公が内面の奥に持っていた優しさをも考えると、やっぱり学芸会を彼に見せてあげたかった。

それはそうと、あの海辺での膝枕シーン。
あれにはやられた。
完全にやられた。
ノックアウト。
涙腺が緩んだ。
男女の心のふれあい。
人間の温もりと癒し。
近年でも稀にみる名シーンだ。
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