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タイトル名 |
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地 |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2025-05-24 19:08:07 |
変更日時 |
2025-06-03 08:23:09 |
レビュー内容 |
英国映画協会(BFI)が選出した「史上最高の映画」で、市民ケーンや東京物語、そして七人の侍をおさえてベストワンに輝いた作品、ついに見ることができた。
主演は大好きな女優デルフィーヌ・セイリグ。 そう、ご存じ「去年マリエンバートで」の主演が印象的な絶世の美女だ。
そのデルフィーヌ・セイリグが中年になりおばちゃんになってから主演したのが本作。 静かなる狂気を描いた3時間超えの作品。
見たのは「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」という映画館で、渋谷の駅前という超一等地にありながらとても綺麗で新しい映画館だった。 (しかし客席はほぼ空席)
3時間超えだというのに途中休憩がなく、前半からミネラルウォーターをガブガブ飲んでいた影響で、わたしの膀胱は限界間近だった。
おっと、枕言葉が多過ぎて感想を書かずに終えるところだった。 見終えた後、膀胱の開放感と共に妙な後味が残った作品だ。 おそらくこれは唯一無二の後味。 デルフィーヌ・セイリグ演じる女性のすべてを見てしまったかの様な感触。 そらまあすごいよ、これは。 なんかじわじわ来るんだよ。
(追記) そもそもこの作品の題名をそらんじるまでに丸一日かかった。 |
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