みんなのシネマレビュー
死刑弁護人 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 死刑弁護人
レビュワー にじばぶさん
点数 7点
投稿日時 2012-07-22 09:23:21
変更日時 2012-07-22 09:30:37
レビュー内容
和歌山ヒ素入りカレー事件の林眞須美、地下鉄サリン事件の麻原彰晃など、著名な殺人犯たちの弁護士をつとめた、安田好弘という人物に焦点をあてたドキュメンタリー。

林眞須美の無実を信じて揺るがないその信念。
世の中からバッシングを浴びても、決してひるまない弁護士としてのプロ根性。
そして何より、ひとりの人間としての個性が突出していて面白い。

そのイメージからすると、狂気の弁護士というイメージがわくが、その実像は意外にも実直な人間そのものだ。

又、実際に犯行を犯した人間に対しては、その量刑の適切さを裁判所で主張してみせるなど、何でもかんでも犯罪人を無実として主張しているわけでもなく、良識と冷静さも兼ね備えている。

安田好弘弁護士に対してマスコミが創り上げたイメージとは別の人物像が、このドキュメンタリーによって浮かびあがる。
いかにマスコミというもがデタラメかが判明する。
それだけでも観る価値のある映画だ。

又、安田好弘は若い頃から一貫して国家権力と闘ってきた弁護士でもある。
弱者の味方、社会的被害者の味方という意味でも、日本にとって欠かすことのできない弁護士であろう。

時に、国家権力は暴走する。
最高権力たる国家権力に真っ向から挑む安田好弘弁護士。
このような人物を抹殺してはならないし、この様な映画を通して、その存在価値を一人でも多くの人に周知させる必要があるであろう。
その様な意味で、このドキュメンタリー映画は、大きな社会的意義を持つ。
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-08ドーナツもり44.00点
めぐり逢い(1957)57.21点
2024-06-0700.00点
2024-06-07ブンミおじさんの森55.06点
2024-06-06ぼくのエリ/200歳の少女77.10点
2024-06-04ミュンヘンへの夜行列車66.00点
2024-06-04彼岸のふたり11.00点
2024-06-03ハッピー・オールド・イヤー66.00点
2024-06-02ハレルヤ56.00点
2024-06-01Calling76.00点
死刑弁護人のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS