みんなのシネマレビュー
浪華悲歌 - にじばぶさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 浪華悲歌
レビュワー にじばぶさん
点数 6点
投稿日時 2007-09-02 22:43:56
変更日時 2007-09-02 22:43:56
レビュー内容
溝口健二の代表作の一つにして、『祇園の姉妹』と双璧を成す、溝口の作品の中でも“初期の傑作”と呼ばれている作品。

主演は山田五十鈴。

彼女は本作出演時には20歳になったばかりだったらしい。

この年齢にしてあの演技。
確かに凄い。


さて、溝口健二の代表作の一つということで気合いを入れて鑑賞した。

でも実はそんなに期待もしていなかった。

何故かと言えば、同時期に作られた同じく代表作と言われる『祇園の姉妹』が、世間で言われているほどには感銘を受けなかったからだ。

実際、本作についてもそれは同じだった。

本作はとかく、日本映画で初めて“リアリズム”というものを高いレベルで表現した作品ということで高い評価を受けている。

社会的に高い地位にいる人を中心に描いた作品ではなく、社会の底辺にいる人を中心に描き、観る者の共感を得た歴史に残る作品なわけだ。


しかし、そんな歴史的経緯よりも、少なくとも私の様な一映画ファンにとっては、鑑賞してみて実際に楽しめるかどうかが重要な意味を持っている。

個人的には、溝口作品としては『祇園囃子(1953)』や『山椒大夫(1954)』や『雪夫人絵図(1950)』等の1950年代の“溝口後期作品”が好きである。

ただし1930年代の作品でも『残菊物語(1939)』は好きだったりもする。

そういうわけで、溝口初期作品としては“『残菊物語』に続いて『浪華悲歌』が二つ目のお気に入り作品になるのか?!”と期待して鑑賞したわけだが、残念ながらそうはならなかった。


まだ修行が足らないせいだろう、日本映画、海外映画を問わず、いまいち1930年代中盤以前の作品には感動できないでいる。

いつか1930年代中盤以前の作品でも感銘を受けることができるようになれればいいのだが・・・
にじばぶ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-01Calling76.00点
2024-05-31大平原47.40点
2024-05-29そして僕は途方に暮れる99.00点
2024-05-28明日は来らず66.60点
2024-05-27一分間タイムマシン(2014)57.00点
2024-05-27良いビジネス55.00点
2024-05-27かざあな88.00点
2024-05-25コレクター(1965)87.32点
2024-05-25わたしの見ている世界が全て88.00点
2024-05-23人生は四十二から67.75点
浪華悲歌のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS