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タイトル名 |
メゾン・ド・ヒミコ |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-12-27 20:13:55 |
変更日時 |
2020-12-27 20:33:23 |
レビュー内容 |
少女とゲイの友情を描いた映画・・・昔観た「非バランス」という映画を思い出した。 まぁそれは置いといて、ゲイのやさしさは、無防備な少女と相性がいい。
しかし、やさしいゲイたちは、実は現実の過酷さに向き合えない。 それが施設の一人が脳卒中になったときにあらわれる。 柴咲コウは、そんなやさしいゲイ演じるオダギリと寝る機会がある。 しかしその時の一言「触りたいとこ、ないんでしょ」 その後、身勝手な男の専務に抱かれるが、彼女の涙が意味するものは・・
ゲイのエゴと、女を食い物にする男のエゴ。 この両者を経験する柴咲演じる女性の涙は、一体・・
ダレがちな展開を、母親の写真の謎で引っ張る。 商業映画を巧みにこなす犬童監督の巧さである。
(それにしても侍のような田中泯が伝説のゲイバーのママとは・・) |
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