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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
ヤブラシ・ガイカンさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-01 00:38:03 |
変更日時 |
2007-08-01 00:38:03 |
レビュー内容 |
俺は馬鹿なので可哀想という感情のみ。他人に上手く媚びる事の出来ない人間は、駅で瞳孔開いて死んでいくしかないという事実は、基本的に昔も今も変わらない。ただ運と程度の違いなんだと思う。時代の流れに、社会が求める価値観に適応できない人間は今の日本社会にも大勢いるし、当然60年前もそうだったはず。俺も20年後には駅に大量の骸の一つとして転がっているかもしれないのだ。俺はこの作品を過去の物などとは思えなかった。理由はただ一つ、戦時でも平時でも人間社会というものは根本的に変わりが無いという事。俺に出来る事は、自分と仲良くしてくれる奇特な人たちの幸せを願いながら生きていくことだけだ。 |
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