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タイトル名 |
ゲド戦記 |
レビュワー |
マリモ125ccさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2008-02-03 09:12:57 |
変更日時 |
2008-02-08 17:42:19 |
レビュー内容 |
絵や構図がいまいち垢抜けない。物語は疑問だらけ。何故そうなるのか説明が足りない。繋ぎが破綻している。原作を読まない奴に用は無いってこと?新人監督ゆえに技量の少なさは仕方が無いことなのかもしれない。一番気になるのは吾朗監督の悪党の描き方。僕は勧善懲悪ものは好きです。ただし、悪党にも魅力が無きゃならない。ジブリ映画ならそれはなおさらに。それが何あれ?クモはまあ百歩譲って許すとしてその手下達?最初テルーをレイプしようとしてたろ?ありゃ完全なるクズだよ!しかも奴等逃げ延びてるしな!ジブリの看板背負っておきながら魅力の欠片も無い悪党の描き方をする監督の感性をとことん疑う。人物を魅力的に描く感性が欠けているようなら監督として致命的なのでは?そんでもってアシタカやジコ坊やヤックルみたいなのがなんで出てくるんだ?手抜きか?・・・してる場合かい!デビュー作だぞ!歌に1点、偉大な父を持ち、比較されることを承知で同じ道に進んだ吾朗監督の勇気と今後に2点。あれだけの名作を世に出してきたスタジオジブリなら良い物と悪い物が分かるはず。ジブリだからこそ、キャラに魅力がなければならない。ジブリだからこそ、信頼と尊敬と期待を込めて観るんだよ。多くの感動を頂いた分この固定観念は不変に近い。故に、評価はどうしても厳しいものにならざるをえないんです。宣伝にだけ力を入れるようなマネはもう最後にして下さい。 |
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