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タイトル名 |
初恋のきた道 |
レビュワー |
K-Youngさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-04-04 18:19:19 |
変更日時 |
2009-04-04 18:20:08 |
レビュー内容 |
「もうお父さんと会えないんだよ」と老婆が泣きながら言う。この単純な言葉に心を動かされなければ、退屈な映画かもしれない。老いた後、そんな言葉言ってみたい、言われてみたい……だから、この映画はお伽噺、恋のお伽噺、きれいな絵がついたお伽噺。話を盛り上げるドラマはほとんどなし。ただ、人を思う恋心があるだけ。そんな単純じゃないよと言う現実的な方もおられましょうが、だから、お伽噺と言うのです。一方、途中から主人公が涙したら、涙し、嬉しかったら嬉しく思うくらい感情移入した方も多いはず。私もそう。「初恋のきた道」っていい題だなぁ、あの村への道のことかもしれないけど、でも、道の終わりに「もうお父さんと会えないんだよ」と悲しむ、悲しむことができる人生を指しているんだろうなぁとか思っている。 |
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