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突然炎のごとく(1961) - K-Youngさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 突然炎のごとく(1961)
レビュワー K-Youngさん
点数 9点
投稿日時 2008-03-17 22:52:43
変更日時 2008-03-17 22:52:43
レビュー内容
愛の形を教えよう、とこのフランス人監督。唯愛主義というのかな。カトリーヌの自分の心に忠実な、心がころころ変われば愛のベクトルも変わる、その心のままに愛を貫く。ジュールはただ愛すために愛する人を自由のままにさせる。複雑な愛が存在する。ジムは考えて考えて常識的な愛を求める。妊娠だの、友情だのを気にしている。私達が知っている愛は、否定されているようだ。人間の形を借りて、愛というものが、縺れ合うのを見せる映画なのか。人間よりも抽象的な「愛」である。映像にどこか夢のような、実態の無い、浮いたような感じがある。ニュースの映像を入れたり、空撮を入れたり、一瞬のストップを入れたり、早い展開……人間という物質の重さを排除し、実態の無い愛を表現するための工夫かもしれない。音楽はただただ明るい。安物の紙芝居に会いそうな、なんの象徴にもなっていない音楽。これも妙に人間の無化に役立っている。映像はお洒落だ。紙に火をつけて服が燃えたシーン、突然河に飛び込んだシーン、戦場が墓地に変わってそこを歩くシーン、この三つがラストシーンにつながっている。この監督、映像の詩人でもある。
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