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追憶(1973) - スティーヴン・ジェラードの妻さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 追憶(1973)
レビュワー スティーヴン・ジェラードの妻さん
点数 9点
投稿日時 2008-11-24 22:15:09
変更日時 2008-11-24 22:19:42
レビュー内容
私も「SEX AND THE CITY」のキャリーが自分とケイティをなぞらえるシーンでこの映画に興味を持ちDVDを借りてきました。テーマソングや映画の存在は知っていたけれど、見るのは初めて。
月並みだけど、すごくいい映画でした。ただし、ある程度の年齢や経験で評価が変わるのかもしれません。第二次大戦後、女性が台頭してきた時代、冷戦時の共産主義が嫌われた時代背景の理解も大事な要素ですね。
ハベルはケイティを愛していたけれど、やはり一緒には暮らしてはいけないと思ったのでしょう。彼女を自由にさせるためにも別れたのだと思います。(本人も当時はどうしようもなく、彼女から逃げたのかもしれないけれど)
やはり男にとって愛している女と一緒に暮らす女は別。最後は無難で物事を荒立てない女性を選んだわけです。(JJの恋人とも破局)
最後の有名な場面(プラザホテル前での再会)ですが、ハベルはケイティのその後の結婚や二人の間に出来た娘、新しい父親はその子に優しいか聞くシーンがあります。
おそらく彼女は一人で娘を育てながら、以前のように政治活動を続けているのではないでしょうか。(あくまでも私見ですが)
彼女にとっても今も愛しているのはハベルであり、「娘は美しく、誇りに思っている。」と答えています。「かわいい奥さんと遊びにきて」「いいや。いけないよ。」彼もまだケイティを愛しているからこその答えでしょう。このまま二人は2度の別れと再会を繰り返した末、もう一度再会することはないと思います。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2008-08-03ナイト ミュージアム66.20点
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