デイ・アフター・トゥモロー - よしのぶさんのレビュー

レビュー内容
タイトル名	デイ・アフター・トゥモロー
レビュワー	よしのぶさん
点数	4点
投稿日時	2008-05-18 12:40:06
変更日時	2008-05-18 12:40:06
地球がたった数日で氷河期に突入、低気圧の目玉付近からはマイナス１００度の冷気が降りてくるという壮大な設定。一方で、あの親子の話で終始してしまっているという小さなお話。地球規模なんだから他の国の対応なども見せればいいのに、ニューヨークの図書館にいる数人に焦点が当てられる。ニューヨークは大洪水にみまわれ、その海水もたちまちに凍ってしまった。ケータイもつながらない。「じっと待っていろ」といいながら、救助に向かう無謀な父親。冒頭の南極での行動といい、理解不能おやじです。あんたが行っても何の役にも立たないだろう。ところがケータイが通じたのか、ヘリで救助されることに。この映画からは悲劇性が感じられないんだよな。息子とその仲間に生き残ろうという必死さがない。死んだような眼をしている。ハラハラどきどきのないパニック映画は失敗でしょ。

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