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トロン:レガシー - アンドレ・タカシさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 トロン:レガシー
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 6点
投稿日時 2010-12-18 11:25:06
変更日時 2010-12-28 17:26:07
レビュー内容
初作「トロン」は約30年前の、携帯もPCもインターネットも無い時代のコンピュータ・グラフィックス映画でした。そのパンフレットを引っ張り出すと、解説欄に「コンピュータが絵を描いた!」「ジョージ・ルーカスもコンピュータ・グラフィックスに注目!」なんて見出しが並んでいて可笑しくなる。作品としては大した見応えじゃなかったけど、当時はその手法自体がテーマでした。だから、このタイトルはCG作品の元祖であり、原点としての意味を持っている。本作は元祖CG映画として、そこにはプライドを懸けて取り組んでいました。濃紺から白へのモノトーン・グラデーションで統一された無機質で美しい世界。そこに、オレンジ系の色彩が「敵」の目印として分かりやすく配される。一貫したトーンで描かれる世界観の緊迫と躍動を盛り上げる音楽も、映像に調和し文句なく素晴らしい。初作からの「進歩」は楽しめました。でも、肝心の映画としての見応えはというと、疑問符が付きました。レーザーを照射されてサイバー空間に入るとか、プログラムが擬人化されるとか。続篇とはいえ、ITが進んだ現代ではすでにSF設定として陳腐です。その基本設定に縛られてストーリーを工夫するにも限界があった印象で、ビジュアルに相応しいSF作品としてのワンダーが感じられず、中盤は退屈でした。クルーが現実世界に進出する野望が語られ、改めてこの世界にインターネットの概念が無いことに気付かされた次第。そもそも「トロン」の世界でアナログな父子の親愛に取り組むことがミスマッチなんですね。それでテンポも悪くなったし。例えばクオラの存在意義などをもっと膨らませる方がビジュアルトーンにマッチしていたと思います。リンズラーがトロンだったというオチは「トロン」初心者には不親切だったようで、私の後ろにいた若者達は「トロンってなんだ?」と首を傾げていました。それと、これ3D映画だったんですが、手前にも奥にもほとんど3Dしていない。字幕だけが浮かんで見えた。現代の映像技術の先端が3Dなら、このタイトルとしては方手落ちでしょう。
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