みんなのシネマレビュー
天地明察 - アンドレ・タカシさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 天地明察
レビュワー アンドレ・タカシさん
点数 3点
投稿日時 2012-09-21 01:14:44
変更日時 2012-09-22 23:53:38
レビュー内容
原作を読んでいなかったら2点くらいはプラスしたかも知れないけど、読んでしまったものは仕方がない。文庫で600ページ、10時間以上を要する内容を2時間にまとめる訳なので、1/5以下に希釈した印象を受けるのは映画化の宿命です。その視点だけで映画を観ているつもりはありませんが、本作は元々のテーマと映像化のポイントを大きく外してる感が拭えず、ガッカリが募る内容でした。政治・経済・文化全般に及ぶ改暦の意義が伝わってきません。20年以上を費やした事業が、公家との諍いに集約されているような見せ方でした。期間もいいとこ数年にしか見えません。水戸光圀を始めとした、改暦に絡んだ要人と主人公の関係描写が安直です。光圀に啖呵を切るような描写はあり得ないし、山崎闇斎を暗殺させるシナリオには驚きました。ヒロインは可愛く撮れていますが、ストーリーにおける必然が「可愛さ」以外に無い撮り方でドラマ性が希薄です。主人公が関孝和を強烈に意識するのは数学真理への道程において劣等感を持っていたからで、それが改暦作業に懸ける根源的な動機に繋がって行くのですが、その心情描写が疎かでした。原作読後に、「明察」とは自然科学の理の探究を通して自己の存在意義を明確化する姿勢と解釈していました。天地の明察化を通して自己を明察する。それが、本作では単に蝕当ての○×に堕ちています。そこが最も残念でした。
アンドレ・タカシ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-17ゴジラ-1.087.26点
2022-02-28007/ノー・タイム・トゥ・ダイ56.75点
2022-02-22ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男66.50点
2022-02-22(秘)色情めす市場77.33点
2022-02-19クロスファイア(2000)45.76点
2022-02-19ジョニー・イングリッシュ55.62点
2022-02-19地獄(1999)53.81点
2022-02-19バイオハザード ディジェネレーション35.28点
2022-02-19DUNE デューン/砂の惑星(2021)76.30点
2022-01-31愛と哀しみのボレロ87.39点
天地明察のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS