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二郎は鮨の夢を見る - S&Sさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 二郎は鮨の夢を見る
レビュワー S&Sさん
点数 9点
投稿日時 2017-08-17 01:05:21
変更日時 2017-08-17 01:05:21
レビュー内容
十数年前ですが、ボスのお供で一度だけ数寄屋橋の次郎に行ったことがありました。もう衝撃でしたね、今まで自分が食べてきたお寿司はいったい何だったんだろうか?まだミシュラン東京版が出る前でしたが、このお爺さんのどこからこんな味を創作するパワーがあるんだろう、としげしげと次郎さんの顔を見つめてしまいました。 お寿司って考えれば不思議な食べ物ですよね。子供のころは、寿司は酸っぱいご飯の上に刺身をのっけたものだと思っていました。寿司をトコトン因数分解してゆけばあながち間違っている定義ではないかもしれません。でもそれがあの芳醇な料理にまで昇華するんだから、ほんとに不思議なことです。 もちろん世界一有名な日本人料理人である小野次郎がこの映画の主人公ですけど、実はともに店を切り盛りしている長男氏がダブル・センターとして重要な役割を果たしていることを見事に喝破しています。彼は次郎さん亡きあとに店を継がないといけない、いわば日本で最もきつい重圧を背負った一人なんじゃないでしょうか。その彼が店のいわばコンサート・マスターであると見抜いた監督の眼力は素晴らしいし、背後に流れるクラシック音楽がこの視点とよく調和していました。そして登場する築地の仲買人や米屋さんなどの取引先が、みんなほれぼれするようなプロぞろいなことにも感銘を受けます。次郎さんも、とても80歳を越えているとは思えない滑舌と豊かな表情なのが観ていて愉しいです。 米国人監督の日本料理と職人に対する深いリスペクトが伝わる一編でした。きっとホワイトハウスのスタッフも、オバマ大統領が来日する前にこの映画を観て研究したんだろうな。
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