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ウォール街 - S&Sさんのレビュー
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タイトル名 ウォール街
レビュワー S&Sさん
点数 8点
投稿日時 2025-02-04 23:06:38
変更日時 2025-02-04 23:06:38
レビュー内容
今やウォール街ヤリ手投資家のアイコンともいえるゴードン・ゲッコー、彼は別に証券マンじゃないけどこの映画が公開されてからこのマイケル・ダグラスのスタイルや話し方をまねる証券マンや投資銀行家が、未だにウォ―ル街では絶えないそうです。彼にとっても唯一オスカーノミネートを果たして主演男優賞をゲットした当たり役、他の映画でビジネスマンを演じるとどうしてもゴードン・ゲッコーの影を見てしまうという困った影響すらあります。ゲッコーの「強欲はGood、社会を発展させる源で正義である」という哲学は、あまたいる大物投資家たちの決して口にはできない本音、ウォーレン・バフェットだって心の中ではそう思っているはず。 オリヴァー・ストーンの父はウォール街の仲買人だったそうで、ハル・ホルブルックが演じたキャラには父親が投影されているみたいです。きっと株屋の息子だったストーンにはどうしても撮りたい題材だったんじゃないかと思います。ブラックマンデー直前のウォール街の証券会社の雰囲気は、今となってはレトロとしか見えないPCの画面や証券マンたちの営業活動など業界に身を置いた人には懐かしくなるでしょう。ゲッコーとバドがやったことはインサイダー取引と相場操縦、そりゃあSECに眼をつけられるのは当然至極でしょう。バブルに浮かれまくっていた日本ではインサイダー情報を使って稼ぐのが会社から評価されるできる証券マンで、「インサイダー取引ってなに?それって美味しいの?」ぐらいの意識しかなかったのが今から考えると恐ろしい。チャーリーとマーチンのシーン親子の共演は泣かせるところだけど、この親子のストーリーはちょっと類型的な感じは否めなかったかな。まあとにかくこの映画はマイケル・ダグラスの一世一代の名演がすべてだったと思います。 意外なことに本作はアカデミー賞およびゴールデン・グローブ賞においてマイケル・ダグラスの主演男優賞しかノミネートがないんです。もちろん彼は両賞ともゲットしましたが、面白いことにゴールデン・ラズベリー賞の最低助演女優賞でダリル・ハンナが受賞しているんです。実は同一作品で両賞ともに受賞した部門が出たのは、この映画だけなんですって。
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