みんなのシネマレビュー
資金源強奪 - S&Sさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 資金源強奪
レビュワー S&Sさん
点数 9点
投稿日時 2019-04-11 23:29:02
変更日時 2019-04-11 23:29:02
レビュー内容
これは面白い、私にとって何年かに一度巡り合う“期待しないで観たけど実は傑作だった”映画の一本でした。組のために殺人犯になり8年間服役した北王子欣也が、ムショで知り合った川谷拓三と室田日出男を仲間にして組の賭場を襲撃して大金を強奪するが、その後に起こるヤクザと悪徳刑事との三つ巴の強奪金争奪戦というのがプロットです。まず特筆すべきはスピィーディな脚本とその切れ味で、登場人物はほぼ全員が悪人で仲間同士でも裏切りあいの連続、それも二転三転が劇中ずっと続いて息もつかせぬ展開とはまさにこれです。松方弘樹と山城新伍は友情出演でしたが山城の登場するシーンは抱腹絶倒で、「ここにいる一般の人は店を出ろ、おい、なんでお前も出てくんだ」山城「ええ、私も前科一犯ですから」、これには参りました(意外とこれは山城のアドリブだったりして)。川谷と室田はこれまでその他大勢的な役者でしたが本作で初めて準主役としてピックアップされ、ここから二人の日本映画界での活躍が始まったと言えるでしょう。北王子欣也も高倉健的なストイックなキャラと見せかけて実は情婦も仲間も裏切る人間臭いキャラ、そこに悪徳刑事の梅宮辰夫が絶妙な軽さで絡んでくる、要は登場人物のキャラがみな立ちまくっているんです。ラストの展開もちょっと洒落てましたね。 監督はもちろん深作欣二ですが、なぜかクレジット表記はひらがなの“ふかさくきんじ”となっています。これは舞台裏で東映といろいろなゴタゴタがあったからだそうで、三年後には両者は訣別ということになります。
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-24マッシブ・タレント56.00点
2024-05-21MEG ザ・モンスターズ234.54点
2024-05-18アポカリプト76.76点
2024-05-15決戦は日曜日87.83点
2024-05-12軍用列車45.00点
2024-05-09マーニー55.51点
2024-05-06ジェイド34.37点
2024-05-03オーシャンと十一人の仲間54.66点
2024-04-30ペトラ・フォン・カントの苦い涙55.00点
2024-04-27オースティン・パワーズ ゴールドメンバー75.43点
資金源強奪のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS