みんなのシネマレビュー
ニコライとアレクサンドラ - S&Sさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ニコライとアレクサンドラ
レビュワー S&Sさん
点数 7点
投稿日時 2013-08-24 12:16:37
変更日時 2013-08-24 12:16:37
レビュー内容
40年以上前の映画ながら、ロシア革命とロマノフ王朝の悲劇を通史で描いた映画はその後もほとんど皆無なので、その意味では貴重な作品です。物語は日露戦争まっさなかにアレクセイ皇太子が誕生するところから始まりますが、敗戦の混乱の中で勃発した第一革命で動乱にロシアは突入していきます。ニコライ2世は大津事件で日本との因縁もあったわけで、思えばロマノフ家の運命に日本は浅からぬ影響を与えていたわけです。 実在の人物に似た俳優たちがキャスティングされていますが、とくにケレンスキー役やラスプーチン役の俳優は本人と瓜二つです。出番は少なかったけど、ウィッテ蔵相を演じたL・オリビエの存在感はさすがでした。また時代考証と美術はかなりのレベルで、たとえばロマノフ一家が最期を迎えるイパチェフ館のセットは、外観や虐殺の間の造りは実物を忠実に再現しています。 ラスト、銃殺隊が部屋に入ってくるまでドアを映した数十秒の間があるのですが、結果が判っているだけに耐えがたい緊張感がみなぎったカットでした。 良くフランス革命とロシア革命を同列に論じる学者がいますが、このレーニンたちボリシェヴィキの残虐非道ぶりを見ればそれは間違いだと思います。子供たちを含めた皇帝一家を惨殺できたのだから、レーニンやスターリンが良心の呵責を感じずに一般庶民を何千万人も殺せたのでしょう。
S&S さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-27日本海大海戦76.28点
2024-05-24マッシブ・タレント56.00点
2024-05-21MEG ザ・モンスターズ234.54点
2024-05-18アポカリプト76.76点
2024-05-15決戦は日曜日87.83点
2024-05-12軍用列車45.00点
2024-05-09マーニー55.51点
2024-05-06ジェイド34.37点
2024-05-03オーシャンと十一人の仲間54.66点
2024-04-30ペトラ・フォン・カントの苦い涙55.00点
ニコライとアレクサンドラのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS