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こわれゆく女 - S&Sさんのレビュー
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タイトル名 こわれゆく女
レビュワー S&Sさん
点数 8点
投稿日時 2011-06-26 22:26:28
変更日時 2011-06-26 22:26:28
レビュー内容
追悼ピーター・フォーク、彼の死を報じるニュースはみな「刑事コロンボで有名な…」という枕詞で始まってましたが、フォークの役者としての真価が発揮されているのは本作ではないでしょうか。粗野で自分勝手な土方の親分なんですが、カサヴェテスの即興演出とのコンビネーションは絶妙で観ててとても演技とは思えない迫真ぶりです。そしてフォークの名演もかすんでしまうのが、ジーナ・ローランズの鬼の様な演技です。入院するまでの彼女の表情、とくに眼に注目してください。もう完全にあっちの世界に行っちゃった眼ですよ。最初カサヴェテスは舞台劇として制作するつもりだったそうですが、「こんな役を毎日できるわけないでしょ!」とローランズにバンザイされて映画になったとのことです。彼女が壊れてしまった原因としていわゆる嫁姑の問題が暗示されていますが、劇中フォークの母親役はカサヴェテスの実の母親で、つまり実の嫁姑が激しいバトルを展開してくれます。ある意味“究極的な迫真の演技”だったわけですね。これほど鑑賞するのに体力・気力がいる映画も珍しいですし、これほど赤裸々な人間模様を見せてくれる映画もあまりないでしょう。
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