みんなのシネマレビュー
恋におちて - 果月さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 恋におちて
レビュワー 果月さん
点数 8点
投稿日時 2009-05-29 09:23:40
変更日時 2009-05-29 09:29:05
レビュー内容
二回目の観賞ですがやっぱり素敵な映画。今回の方が深く観れました。冒頭の電話の会話のシンクロ度から、二人が同じ感性を持っているのが分かります。モリーは失った子供や病気の父親の心配など、気を使って夫に話せない。我慢しているが夫は気づかない。父親の御葬式で泣きそうになるモリーを人前から連れ出すのを見て「この旦那、妻の気持ちを分かってない」と思いました。ああいう時は泣きたいだけ泣かせあげて支えてやるべき。最後のお別れの場から連れ出すなんて駄目。フランクは妻が一番愛しているのが自分ではなく、子供になったのが淋しい。が、自分も子供を愛しているし、と我慢している。自分に似ている長男の性格を話す時に口籠るシーンでそれが分かります。同じ感性と心の隙間を抱えた二人が出会って恋に落ちるのはまさに運命。ラストの本屋で再会した二人が「私は愛しているけど、この人はどうなんだろう?」とお互いときめきながらも不安がっているのを感じる。フランクはモリーが本屋にいたのは自分と同じ気持ちだったからだ、と気づき追い掛ける。二人は「魂が共鳴」して惹かれ合っている。そんな相手に出会える人が世界に何人いるだろう?遅い出会いで周りも自分も傷ついたが、恋に落ちるのは必然だった。だから二人には幸せになってほしいです。「魂の共鳴」をこうも自然に演じるメリルとデニーロの演技力は見事としか言い様がない。無駄のない会話(だからリアル)自然な演出、大物になる前の瑞々しい名優の演技(脇役含む)地味かもしれないけど、職人技のような傑作だと思います。今のハリウッドでは「おしゃれな映画」は作れるけど、このような「品の良い映画」は作れないかも?
果月 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-21SING/シング:ネクストステージ76.87点
2022-04-06約束のネバーランド64.53点
2022-03-05エベレスト 3D66.28点
2022-01-03王になった男87.28点
2021-11-13ゼロ・グラビティ97.63点
2021-10-02アリー/スター誕生85.65点
2021-09-05栄光のル・マン66.51点
2021-08-21ハンニバル(2001)75.57点
2021-08-02ハドソン川の奇跡87.35点
2021-01-09パラサイト 半地下の家族86.77点
恋におちてのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS